○平成5年の冷害による被害者に対する国民健康保険料の減免に関する条例
平成5年11月22日
条例第10号
(災害減免の特例)
第1条 平成5年の冷害による被害者に対して課する、平成5年度分の国民健康保険料の減免については、法令その他別に定めがあるもののほか、この条例の定めるところによる。
(国民健康保険料の減免)
第2条 雨竜町国民健康保険条例(昭和34年条例第6号)第11条第1項及び第2項の規定による国民健康保険料の納税義務者が、平成5年の冷害により平成5年中において収穫すべき農作物の減収による損失額の合計額(農作物の減収価格から農業災害補償法(昭和22年法律第185号)の規定によつて支払われるべき農作物共済金額を控除した額)が、平年における当該農作物による収入額の合計額の10分の3以上である者で、かつ、平成4年中における地方税法(昭和25年法律第226号)第292条第1項第13号に規定する合計所得金額(地方税法附則第33条の3第1項に規定する土地等に係る事業所得等の金額、同法附則第34条第1項に規定する長期譲渡所得の金額又は同法附則第35条第1項に規定する短期譲渡所得の金額を含む。以下同じ。)が600万円以下である者(当該合計所得金額のうち、農業所得以外の所得が240万円を超える者を除く。)に対しては、次の区分により軽減し、又は免除する。
合計所得金額 | 対象保険料の額 | 軽減・免除の割合 |
180万円以下であるとき | 被害を受けた日以後の納期に係る当該世帯の保険料の額に前年中における合計所得金額に占める農業所得金額の割合を乗じて得た額 | 全額 |
240万円以下であるとき | 10分の8 | |
330万円以下であるとき | 10分の6 | |
450万円以下であるとき | 10分の4 | |
450万円を超えるとき | 10分の2 |
(減免の申請)
第3条 前条の規定によつて国民健康保険料の減免を受けようとする者は、町長が別に定めるところによる国民健康保険料減免申請書を提出しなければならない。
(減免の取消)
第4条 町長は、虚偽の申請その他不正の行為により国民健康保険料の減免を受けた者を発見したときは、直ちにその者に係る当該国民健康保険料の減免を取消すものとする。
附則
この条例は、公布の日から施行する。