第5次雨竜町長期振興計画を策定しました。
平成27年3月18日付で町長から諮問のありました第5次雨竜町長期振興計画 (基本構想・基本計画・実施計画及び雨竜町総合戦略等に関すること) の策定については、 「雨竜町振興基本計画及び総合戦略策定委員会」 並びに 「雨竜町まち・ひと・しごと創生会議」 での協議を経て、雨竜町振興基本計画策定協議会において審議した結果、下記計画を策定し、平成28年2月29日に同協議会竹ケ原利明会長と池田洋一副会長より西野尚志町長へ答申されました。
策定した計画
- 雨竜町振興基本計画 (平成28年から平成37年度・10カ年)
- 雨竜町総合戦略 (平成27年から平成31年度・5カ年)
- 雨竜町長期人口ビジョン (2040年・25年後)
(※注意)雨竜町総合戦略及び雨竜町長期人口ビジョンについては、下記をご覧ください
雨竜町振興基本計画 (概要)
(サブタイトル)
「こどもからお年寄りまで笑顔があふれ、未来に希望のもてるまちづくり」
基本構想
1.まちづくりの目標
本町は、基幹産業である農業とともに発展し、とりわけ水稲は道内の良質・良食味米の主産地として、高い評価を受けています。
しかし、農業を取り巻く環境は大変厳しいものがあり、本町農業が持続的、かつ、将来に希望の持てる産業となるためには、農業情勢を的確に捉え、効率的で生産性の高い農作物体系の確立とともに、農業経営の体質強化を図ることが重要です。
商工業においても、町内消費を高め、近隣市町の商店への購買流出を食い止める新たな発想を持って、実践することが求められます。
また、国定公園である「雨竜沼湿原」は、ラムサール条約締結湿地として登録されるなど世界的にも貴重な自然として認められていることは、わがまちの誇りであり、その素晴らしさを広く発信することで、雨竜沼湿原の美しく貴重な自然のイメージを活用したまちづくりを目指します。
そして、百年以上にわたり先人から受け継いできた歴史の中にある農業・文化・自然・地域コミュニティなどは、まさに雨竜町の過去から未来へ伝えるべきかけがえのない大きな財産です。
このかけがえのない財産を、町民一人ひとりがその価値を認識し、一層磨きをかけることが、次の世代に向かって希望の持てるまちづくりにつながります。細部にわたって町の良さを見直し、ふるさとへの愛着と輝きを保ち続ける魅力あるまちづくりを目指します。
まちづくりに対する基本姿勢としては、住民との対話を重視し、要望や意見を十分聞きながら進めます。
また、地方創生の趣旨に基づき策定した「雨竜町総合戦略」とも連携しながら、人口減少や地域経済の衰退に歯止めをかけ、活力あるまちづくりを目指します。
これらのことから計画の基本目標を「こどもからお年寄りまで笑顔があふれ、未来に希望のもてるまちづくり」とし、計画を推進します。
2.目標年次
本計画は、10年後の平成37年度(2025年度)を目標年次とします。
3.施策の大綱
- 産業振興による足腰の強い活力あるまちづくり
- 特色ある持続的な農林業の展開
- 産業間連携による活力ある商工業の展開
- 地域の魅力を発信する観光の展開
- 雇用環境の創出と就業機会の確保
- 明るく豊かな暮らしを守るまちづくり
- 美しい景観と暮らしやすい生活環境の融合
- 安心・安全な暮らしの提供
- 健やかに暮らし続けることができる環境の整備
- 明るい未来を描く教育・文化・スポーツのまちづくり
- 健やかな成長を支える教育の充実
- 仲間とふれあい笑顔あふれる生涯学習社会の形成
- 住民参加による愛着のあるまちづくり
- 地域コミュニティ活動の推進
- 町に人を呼び込む活動の展開
- 行政情報の積極的な提供と住民との対話の促進
- 行財政健全化の推進
雨竜町振興基本計画書 (PDF版) は下記からご覧いただけます。