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雨竜町民歌・雨竜音頭

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雨竜町民歌(1961年:昭和36年)

作詞:松実 菱三  作曲:八洲 秀章

(一)

はるかなる 緑のうねり 尾白利加 水 あたたかに

田に潅(そそ)ぎ 畑をうるおす げに親し 大地

粗土(あらつち)にいどみし 父祖(ちち)の おもかげしのぶ 鍬をふれたり

今ぞ見る みのり みのり

(二)

香ぐはしく 朝は明けたり 暑寒岳 遠くかがやき

大空をどよもす樹海 げに清し 郷土

若ものの瞳は高く あたらしき世の光りをもとめて

今ぞ呼ぶ 希望(のぞみ) 希望(のぞみ)

おおこの声 永遠(とわ)に 消さじ

(三)

美しくかおる まごころ 雨竜沼 石楠花(しゃくなげ)こぼれ

家々の窓に ほほえむ げに楽し 団欒(まどい)

まちづくり ともに睦みて 大いなるわざ 堅く誓えば

今ぞわく ひかり ひかり

おおこの栄(は)え 永遠(とわ)にうけん

雨竜音頭(1961年:昭和36年)

作詞:松実 菱三  作曲:八洲 秀章

(一)

はーエ お日は照る照る根雪はとける とけて流れる雨竜のダムは ドッコイショ

名どこ米どこ一日に千里 田圃育ての親になる ハ、ヨイトサノサ

早やも穂ばら花ざかり 花ざかり

(二)

はーエ 花になるなら姫石楠花(ひめしゃくなげ)に 滝は白竜 しぶきに濡れて ドッコイショ

雨竜沼かよ お山は 暑寒岳(しょかん) 恋の山小屋 庭に咲く ハ、ヨイトサノサ

夢の浮島 揺れて待つ 揺れて待つ

(三)

はーエ 霊山詣りは あの娘(こ)と二人 恋の願かけ 遍照金剛 ドッコイショ

めぐる札所(ふだしょ)の桜の枝に 誰がしばった 縁むすび ハ、ヨイトサノサ

お地蔵さまさえ 見てござる 見てござる

(四)

はーエ 伸びる雨竜が 自慢のたねは 一に若衆 二に研修所(公民館) ドッコイショ

とても楽しい 集いの窓に 全町放送が呼びかける ハ、ヨイトサノサ

街に明るい 灯がともる 灯がともる

新雨竜音頭(1969年:昭和44年)

作詞:松実 菱三  作曲:藤盛 弘

(一)

はあーェー 桜山かよ 暑寒岳(しょかん)の残雪(ゆき)が

山もほんのり 田圃もぬるむ ソレ

はづむトラクター あの娘と植えた

苗もみどりに 苗もみどりに 陽(ひ)がゆれる サテモ ヨイヨイ ヨーイトナー

(二)

はあーェー 眠るみづうみ キャップのあかり

若い歌声 どこまでひびく ソレ

遠いあの峰 山小屋越えりゃ

りんど花咲く りんど花咲く 雨竜沼 サテモ ヨイヨイ ヨーイトナー

(三)

はあーェー きびは食いごろ ダリヤは見ごろ

千里穂波に トンボがおよぐ ソレ

故郷(くに)の神楽(かぐら)を 太鼓ではやしゃ

黄金(きん)のみこしが 黄金(きん)のみこしが ゆれてくる サテモ ヨイヨイ ヨーイトナー

(四)

はあーェー 汗で拓いた あの日の苦労

昔がたりに 又泣かされた ソレ

町も繁昌 ネオンの空に

愛のチャイムが 愛のチャイムが 雪に鳴る サテモ ヨイヨイ ヨーイトナー

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