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町長の活動レポート2024年4月

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4月26日(金曜日)

尾白利加ダム通水式

尾白利加ダムの通水式が水上神社で執り行われました。今年もいよいよ春作業の本番を迎えます。気候変動の中にあって農家の皆さんや管理される土地改良区役職員の方々にとっては、水稲の水管理に気苦労が絶えないことと思いますが、事故なく災害なく豊穣の秋を迎えられますよう祈念いたしました。

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4月25日(木曜日)

北海道町村会

第78回北海道町村会定期総会が札幌市内で開催されました。棚野会長(白糠町長)は当日朝の人口戦略会議が発表した報道に触れ「道内117市町村消滅可能性とあるが、144町村は決して消滅などしない、してはならないという覚悟の総会だ。一層の連携強化と協力を願う。」と挨拶で述べられました。各政務活動方針の確認、町村が自主的・自立的に様々な施策を展開することが出来るよう、地方創生の推進と地方財政基盤の強化を始めとする総会決議案の採択が行われました。続いて「農を中心とした地域経済の活性化について」と題し、東京農業大学小泉武夫名誉教授の記念講演があり、「発酵」をテーマとしたイベントやまちづくりに関わった全国の事例が紹介されました。終了後は道庁幹部職員を交え、懇談会が開催されました。

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4月24日(水曜日)

北海道道路利用者会議

令和6年度北海道道路利用者会議(会長 北海道議会建設委員会委員長 丸岩浩二)が札幌市内で開催されました。本会議は道路を有する道内各市町村ほか道路を利用する関係団体が集い、道路整備・改善を促進することを目的としています。高規格道路ネットワークの形成、国土強靭化対策、防災・減災対策、冬期間の安全確保対策などの事業計画・予算が全会一致で承認されました。

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4月23日(火曜日)

石狩川流域圏会議

石狩川の流域にある46市町村(18市27町1村)で構成する「石狩川流域圏会議」の総会・情報交換会が滝川市で開催され、豪雨災害対策職員研修の開催、流域シンポジウムの開催、サイクルツーリズムの推進など、令和6年度の事業計画・予算が気定されました。情報交換会では、国土交通省水管理・国土保全局 奥田晃久治水課長から「最近の治水行政について」と題し、気象変動による水災害の頻発化・激甚化を受けて、これまで全国一律であった火災保険水災料率の細分化が図られ、リスクに応じた保険料となっていること、今年元日に発生した能登半島地震の状況についてなど情報提供がありました。引続き京都大学経営管理大学院客員教授・公益財団法人河川財団 関克己理事長から「新たな治水と水防で社会の安全を目指す」と題し、気候変動により深刻化する水害が多く、治水対策をより進めなければ「治水安全度が下がる」時代にあること。科学的災害リスク評価を使えない防災から「ひとり一人」「地域ごと」「経済活動単位」ごとへのリスクへ変換し「リスクを我が事に」と提言がありました。流域延長268km(全国第3位)、流域面積14,330㎢(全国第2位)を有する石狩川流域圏を構成する市町村の協働の取組みが益々重要になってきます。

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4月22日(月曜日)その2

モンゴルから知事ご来訪

滝川国際交流協会とつながりのあるモンゴル国ウブルハンガイ県ドルジスレン知事ほか訪問団のご来訪をいただきました。モンゴルでは農業振興と併せて緑化政策も進められているとのことで、本町の指導林家であり、同会相互交流事業でも経験豊富な畠山寿市氏の「暑寒の森道づくり研究所」において、防風林にも役立つ「挿し木」の技術や「木酢液」の製造などの視察に訪れたものです。地域おこし協力隊員の足立さんが撮影編集した雨竜町の紹介動画を観ていただき、雨竜沼湿原を流れるペンケペタン川から尾白利ダムに湛えられた清流を水田に活用していることなどをお話ししました。

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                  (写真中央:ドルジスレン知事・左:畠山寿市氏)

 

4月22日(月曜日)

森林整備協定

国有林を管理する空知森林管理署北空知支署(佐々木貢支所長)と雨竜町桂の沢地域森林整備推進協定を締結し、調印式を開催しました。森林・林業の成長発展に向け、森林の多面的機能の高度発揮と資源の循環利用を図る為、町と同署が連携・協力して団地化を推進し、合理的な路網の整備や効率的な森林施業の実施に取り組むことを目的とするものです。当該地区の森林作業道は町有林と国有林の境にあり、急峻なため間伐材などを搬出するためには適さず、運材車両が通行可能な路網の整備が懸案となっていました。隣接する国有林内においても間伐等の森林施業を計画していることもあり、双方にとって合理的な路線を検討し、町有林と国有林を通る作業道を計画したところです。新たな作業道の整備によって、桂の沢地域の森林整備が効果的に進められることを期待しています。

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4月17日(水曜日)

NEDOムーンショットプロジェクト

NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)のムーンショット型研究開発事業である「岩石と場の特性を活用した風化促進技術  ”A-ERW" の開発」に参画している北海道大学が、きたそらち農業協同組合と協働して町内の岩田清正氏(同組合長)の圃場に試験実施圃場を設置する運びとなり、試験概要の説明のためご来訪いただきました。「風化促進技術」は、地球温暖化対策のため二酸化炭素を吸収する技術のひとつで、農地に粉砕した「玄武岩」を施用することによって二酸化炭素の吸収による温暖化緩和や作物生育改善による収入増をねらいとし、稲の生育や収量、品質への影響調査、土壌の性質や温室ガス発生への影響調査を目的に行われるとのことです。試験圃場では今月下旬に玄武岩の散布が予定されており、秋の収穫までの生育ステージごとに北海道大学農学部の学生の皆さんも調査に来町されるとのこと。昨年3月にゼロカーボンシティ宣言をした本町にとっても、基幹産業である水稲の圃場において新たなプロジェクトが動き出すことを歓迎し、出来秋の試験結果に期待するところです。

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(写真中央:北海道大学大学院農学研究院 当真要教授、左:同農学研究科 信濃卓郎教授、右:同工学研究院 武田宜人客員教授)

4月9日(火曜日)

第24回通常総代会

きたそらち農業協同組合第24回通常総代会がJAきたそらち研修センターで開催され、構成する1市3町を代表して祝辞を述べさせていただきました。総代会に先立って行われた令和5年産農畜産物共励会表彰では、雨竜の組合員の皆さんが多数受賞され、特に「うるち米の部」では雨竜の組合員が大半を占めておりました。選考基準である「一等米出荷率」は群を抜いており、記録的な猛暑の中での好成績は組合員の皆様の努力の結晶であると再認識しました。今年も災害や農作業事故がなく、豊穣の出来秋が迎えられますようご祈念いたします。

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4月8日(月曜日)

春の全国交通安全運動

4月6日から15日までの間、「春の全国交通安全運動」が展開されています。8日朝は雨竜十字街・追分十字街のほか、学校前には町内運送業関係者の方々も。期間中は町内各事業所、関係団体等々から多くの方々が街頭啓発活動に参加いただいております。皆様のご協力に感謝申し上げます。

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4月5日(金曜日)

新規就農予定者

今春から新規就農を目指して研修を始める3名の方々に、「認定書」を交付させていただきました。それぞれ研修先の農家のご指導を受けながら2年後の就農に向けて頑張っていただきたいと激励しました。町内には新規就農で独立し、今では立派な経営者として活躍されている先輩方がいらっしゃいます。地域農業の新しい担い手として大いに期待しています。

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写真右から、渡辺完さん(第5町内髙田浩さん)、鎌田郁弥さん(第5町内共栄ファームさん)、溝尾俊博さん(第6町内藤原正実さん)

( )内は研修先

4月1日

入園・入学式

1日雨竜町保育園、8日雨竜小学校・雨竜中学校、9日北海道雨竜高等養護学校で、それぞれ入園・入学式が行われました。

春から新しい生活が始まる子どもたちにとって、保育園や学校が楽しい場所、明るく元気に過ごせる場所、夢や希望がどんどん膨らむ場所でありますように。保育士や教職員の皆さん、保護者の皆さん、地域の皆さんとともに「雨竜の子どもたち」を見守っていきたいものです。

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 4月1日雨竜町保育園入園式(全37名) 8日雨竜小学校(9名)雨竜中学校(16名)合同入学式 9日雨竜高等養護学校(31名)

4月3日(水曜日)

うりゅう米をいただきました。

きたそらち農業協同組合岩田清正組合長と遠藤清明雨竜地区代表理事(うりゅう米生産組合組合長)が来訪され、学校給食用の「うりゅう米」2カ月分(約530kg)をご寄贈いただきました。岩田組合長は「昨年のうりゅう米は同組合の中でも一等米比率が高い。うりゅう米を食べて、一人でも多く雨竜に貢献していただければ。」と話していました。毎年、同組合の地域貢献事業として「うりゅう米」をいただいており、感謝申し上げます。雨竜の子どもたちには「うまい!うりゅう米」をたくさん食べて、心身ともに大きく成長して欲しいと願っております。

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