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雨竜沼湿原について

更新

国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約の登録湿地に認定されています

雨竜沼湿原登山情報

概要

雨竜沼湿原の画像

暑寒別天売焼尻国定公園を代表する自然 雨竜沼(うりゅうぬま)湿原。
標高850メートルの台地に東西4キロメートル、南北2キロメートルにわたって広がる雨竜沼は、日本有数の山岳型高層湿原帯です。
大小100以上の池塘(ちとう)と呼ばれる沼が点在し、夏は数多くの高山植物が咲きます。

位置

雨竜町及びゲートパーク(登山口)までについて

雨竜町から雨竜沼湿原方面について

  • 雨竜市街から登山道入口のゲートパークまで約26キロメートル。(約50分)
  • そこから登山道を約3.5キロメートル(登り約2時間、下り約1時間30分)。
  • 湿原内は周遊できる木道(約4キロメートル)があり、湿原入口には、テラス(休憩用)があります。
ゲートパーク見取り図の画像
ゲートパーク見取り図

上の見取り図を拡大してご覧になりたいかたは下記データをご覧ください。

登山ルート概略図の画像
登山ルート概略図

上の概略図を拡大してご覧になりたいかたは下記データをご覧ください。

花の見頃(年によっては開花時期がずれることがあります)

  • 6月 ミズバショウ・ショジョウバカマ・エゾノリュウキンカ・チングルマ
  • 7月 エゾカンゾウ・ヒオウギアヤメ・ハクサンチドリ・ワタスゲ
  • 8月 タチギボウシ・ウリュウコウホネ・エゾノヒツジグサ・サワギキョウ
  • 9月 エゾリンドウ

開設期間

例年、概ね6月下旬から10月上旬までの開設ですが、災害等により短縮される年がありますので、注意が必要です。
開設日は、積雪が少なく融雪の早い年は6月中旬頃、積雪が多く融雪の遅い年は7月上旬頃開設しております。
雨竜沼湿原では10月上旬から中旬に初雪が降ります。暑寒別岳は9月下旬に降る年もありますので、登山計画をたてる際にはご注意願います。

雨竜沼湿原木道について

木道の写真

国定公園を管理する北海道では、雨竜沼湿原の歩道(木道)整備を実施しています。
木道は、登山者の通行による植物の踏みつけを防ぎ、湿原の生態系を保全する効果がありますので、歩行に関しては木道から外れないよう皆さんのご協力をお願いします。

登山口までの道路について

砂利道画像

雨竜町中心街から雨竜沼湿原ゲートパークまで一般車両で40分から50分要しますが、中間付近の「暑寒ダム」を過ぎるとほとんどが砂利道で、道幅もかなり狭いため走行には注意が必要です。特に大型車両は慎重な運転を要しますが、土曜日・日曜日・祝日等の混雑時や車高の高い車両(枝と接触)はおすすめできません。
また、風水害により通行止めになることもありますので、大雨が続いた場合などには注意が必要です。

入山届等手続きについて

入山届出所

キャプション
管理棟の写真
管理棟
時間外入山届出所の写真
管理人不在時入山届出所

「入山届」は、雨竜沼湿原ゲートパークに管理人が9時から16時30分までおりますので、必ず届出願います。
その時間以外に入山されるかたは管理棟手前側に管理人不在時入山届出所を設けますので、そこで記入をお願いします。
宿泊施設(南暑寒荘・キャンプ場)の利用料金は、令和元年度から無料です。
環境美化や登山者のための施設整備に役立てるため、「環境美化整備協力金500円(18才以上ひとりあたり)」をお願いしていますので、よろしくお願いします。

土日・祝日の団体ツアーの自粛について

7月中の土日・祝日等においては登山客が集中し、駐車場や湿原内休憩場が混雑している状況にあり、自然環境保全の観点から、極力、ツアーを自粛下さいますようお願いします。

緊急時の連絡体制について

119番の画像
毎年、登山中にけが人や急病人が発生することがあります。山岳での事故等は、搬送が遅れると致命傷にもなりますので、緊急時は「119番」におかけ下さい。
また、平成19年度より管理棟にAED(自動体外式除細動器)を設置していますので万一の場合は、お問合せ下さい。

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